施設案内

臨海実験所

臨海実験所は、1996年11月に東海大学と寿都町との間で地域連携協定が締結されたのを契機として、寿都町樽岸に旧樽岸小学校の校舎跡地を活用して開設された教育研究施設です。さらに、2003年7月には留萌市三泊町、2008年10月には豊浦町海岸に本学と各自治体との連携・交流協定の一環として研究施設が開設され、現在は寿都の施設を本所、留萌・豊浦の2施設を支所として水産増養殖学、海洋生態学および動物生理学を主体とした教育研究活動を展開しています。とりわけ、本所は収容定員30名の宿泊施設を有しており、本学生物学部海洋生物科学科3年生を対象とした臨海実習や本学付属高等学校生を対象とした体験実習を実施しているほか、臨海実験所が立地する3市町では漁業・水産業が地域経済を支える重要な産業となっていることから、地域と連携した水産増養殖に関する試験研究にも取り組んでいます。

標本室

東海大学北海道地域研究センターでは生物標本を保管する標本室を設置しています。
東海大学札幌キャンパスの教員や学生の教育研究活動にて採集された、植物や昆虫類、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類といった様々な分類群の標本が収蔵されています。
これらの標本は半永久的に保存され、将来にわたって教育研究活動に用いられます。

共同利用機器

札幌校舎では汎用性は高いが高価であり、一教員が個人で管理することのできない機器を学部・学科共同利用機器として導入してきた歴史があります。一方で、東海大学では学術研究の拠点として全学的視野に立った積極的な研究活動推進に取り組んでおり、湘南技術共同管理室や伊勢原生命科学統合支援センターとの連携が求められています。2022年度の北海道地域研究センター発足に伴い、これまでの札幌共同利用機器をセンターに紐づける形で学部・キャンパスを超えた利用が可能となりました。

共同利用機器サイトへのリンク